下方置換法とは?集められる気体一覧と水上置換法との使い分け
ほしてぃー ・

よっしゃー!今日のテーマは「下方置換法」だ。結論から言う。下方置換法で集めるのは、水に溶けやすくて空気より重い気体。代表は二酸化炭素・塩素・塩化水素。そして「どの集め方を使うか」は、たった2つの質問で決まる。①水に溶けにくい?→溶けにくいなら水上置換。②(溶けやすいなら)空気より重い?→重いなら下方置換、軽いなら上方置換。この順番で考えれば、テストで迷うことは二度とない。
下方置換法とは?まず3行で結論
下方置換法とは、容器の口を上に向けて、下にたまる気体を集める方法だ。空気より重い気体は、注いだ水のように容器の底からたまっていく。だから口を上にしたまま「下でつかまえる」。ドライアイスの白い煙(二酸化炭素を含む冷たい空気)が床を這うように広がるのを見たことがあるだろう。あれが「空気より重い気体は下にたまる」の証拠だ。
ポイントは、下方置換法は「水上置換法が使えない気体」のための方法だということ。水に溶けにくい気体なら、空気が混ざらない水上置換法が最優先になる。下方置換法を使うのは「水に溶けやすいから水上置換ができない、しかも空気より重い」気体だけだ。
下方置換法で集める気体一覧
中学理科で下方置換法になる気体はこの3つを押さえれば十分だ。
二酸化炭素=水に少し溶ける・空気より重い。石灰水を白くにごらせる。石灰石にうすい塩酸を加えて発生させる。 塩素=水に溶けやすい・空気より重い・黄緑色で刺激臭・漂白作用と殺菌作用がある。 塩化水素=水に非常に溶けやすい・空気より重い・水に溶けると塩酸になる。
補足として、二酸化硫黄(水に溶けやすく空気より重い)も下方置換法だ。逆に、酸素・水素・窒素は水に溶けにくいので水上置換法、アンモニアは水に非常に溶けやすく空気より軽いので上方置換法になる。「下方置換=二酸化炭素・塩素・塩化水素」「上方置換=アンモニア」「それ以外の主要な気体=水上置換」と整理しておけば即答できる。
水上置換法・上方置換法との使い分け
判定フローはこれだけだ。①水に溶けにくい?→YES=水上置換法(最優先)。②水に溶けやすいなら、空気より重い?→重い=下方置換法/軽い=上方置換法。
なぜ水上置換法が最優先なのか。水がフタの役割をするので、空気が混ざらない純粋な気体を集められるからだ。だから「二酸化炭素は水に少し溶けるが、溶ける量が少ないので水上置換法でも集められる」という問題が出る。テストで「二酸化炭素を水上置換法で集めてよい理由」を聞かれたら「水に溶ける量が少ないから」で正解だ。
逆に「塩化水素を水上置換法で集められない理由」は「水に非常に溶けやすく、水に溶けてしまうから」。この「理由を書く記述問題」が下方置換法の単元でいちばん差がつくところだ。
例題で確認:この気体はどの方法?
例題1。「水に溶けやすく、空気より重い気体を集めるのに適した方法は?」→ 下方置換法。①溶けやすい→水上は不可、②重い→下方。
例題2。「塩素を集めるとき、下方置換法を使う理由を説明せよ」→ 「塩素は水に溶けやすく、空気より重いから」。理由は必ず「水への溶けやすさ」と「空気との重さの比較」の2点セットで書く。片方だけだと減点されやすい。
例題3。「下方置換法で気体を集めるとき、集まったかどうかを確かめる方法は?」→ 二酸化炭素なら石灰水が白くにごる、塩素なら色(黄緑色)や漂白作用で確かめる。気体の性質とセットで覚えておくと、実験の問題にも強くなる。
よくある質問
Q. 二酸化炭素は下方置換法と水上置換法のどっち?
A. どちらでも集められる。水に少し溶けるが量が少ないので水上置換法が使え、空気より重いので下方置換法も使える。テストでは「両方可」と覚えておき、理由を聞かれたら「水に溶ける量が少ないから」と答える。
Q. 下方置換法で集めると、空気が混ざるのはなぜ?
A. 容器の中に最初から空気が入っていて、それを完全に追い出せないから。純粋な気体がほしいときは水上置換法を選ぶ。「空気が混ざる」というデメリットは記述問題の定番だ。
Q. 空気より重いか軽いかは、どう見分ける?
A. 中学では「覚える」でOKだ。二酸化炭素・塩素・塩化水素・酸素は空気より重い、水素・アンモニアは空気より軽い、窒素は空気とほぼ同じ。理屈としては、気体の粒1個の重さ(分子の重さ)を空気の平均と比べている。
まとめ:今日からやることはこの3つ
1つ、判定フロー「水に溶けにくい?→水上置換」「溶けやすいなら重い?→下方/軽い?→上方」を暗唱する。2つ、下方置換=二酸化炭素・塩素・塩化水素と即答できるようにする。3つ、記述問題は「水への溶けやすさ+空気との重さ」の2点セットで書く練習をする。これで気体の集め方は満点が取れる。
気体の性質・発生方法まで含めた単元全体は中1理科・気体の性質と集め方まとめで復習できる。アンモニアの集め方は上方置換法とは?集められる気体一覧、化学つながりで質量パーセント濃度の求め方もセットで固めると強い。
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よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!


