ゆめのば
中学生・受験生へ質量パーセント濃度

中1理科・質量パーセント濃度の計算|テストで落とさない型

ほしてぃー

中1理科・質量パーセント濃度の計算|テストで落とさない型

よっしゃー!今日は中1理科の質量パーセント濃度をやるぞ。結論から言う。質量パーセント濃度の求め方は「溶質 ÷ 溶液 × 100」の一本だけだ。分母は「水の重さ」ではなく「全部の重さ」。ここを外さなければ、この単元の失点はほとんど消える。おれが17年この計算のミスを見てきて、原因はいつも同じところだった。分母の取りちがえ。

質量パーセント濃度とは?まず3行で結論

質量パーセント濃度とは、水溶液全体の質量のうち、溶けている物質の質量が何パーセントを占めるかを表した値のことだ。テストで使う式はこの2本だけ。

  • 質量パーセント濃度[%]= 溶質の質量[g] ÷ 溶液の質量[g] × 100
  • 溶液の質量[g]= 溶質の質量[g]+ 溶媒の質量[g]

ことばの整理もここで終わらせる。溶けている物質が溶質、溶かしている液体が溶媒(多くは水)、混ざった全体が溶液。食塩水なら、食塩が溶質、水が溶媒、食塩水が溶液。

自分はここを口に出して言えるかどうかで差がつくと思っている。「溶質・溶媒・溶液」を3秒で言えるようにしておくこと。それが最初の一歩。

質量パーセント濃度の求め方で点を取る3つのコツ

コツ1:計算より先に「溶液の質量」を書く

問題文には溶液の質量がそのまま書いてないことが多い。水180gに食塩20g、という書き方で来る。だから式を立てる前に、余白に「溶液=200g」と先に書く。この一行を書くだけでミスが激減するぞ。

コツ2:単位をそろえてから割る

gとkg、gとmgが混ざっている問題は入試でも出る。1kg=1000g、1000mg=1g。割り算に入る前にgへそろえる。ここは中1理科の密度と同じ考え方だから、中1理科・密度の求め方も合わせて見ておくと理解が速い。

コツ3:答えを「わりに合うか」で見直す

食塩水なのに濃度が120%になったら、どこかで分母を間違えている。濃度は0より大きく100以下。おれはこの確認を「体温チェック」と呼んでいる。答えを書いた瞬間に3秒だけ見る。それだけで書き直しが減る。

つまずく定番パターンと抜け方

パターン1:水の質量で割ってしまう

これが最多。「水180gに食塩20g」で 20 ÷ 180 としてしまうやつだ。分母は溶液(200g)。抜け方はコツ1と同じで、溶液の質量を先にメモすること。

パターン2:100をかけ忘れる

20 ÷ 200 = 0.1 で止めて「0.1%」と書く。ここは×100して10%。式を書くときに「×100」まで一気に書ききるクセをつけると防げる。

パターン3:逆算になると手が止まる

「8%の食塩水250gに食塩は何g?」のタイプ。これは割合の文章題そのものだから、数学側で型を作ると一気に楽になる。中1数学・文字式の文章題で「xで表す」型を通しておくと、理科の逆算も同じ手つきで解けるようになる。

パターン4:四捨五入の指示を読み飛ばす

「小数第2位を四捨五入」と書いてあるのに小数第2位まで書いて減点。計算力ではなく読み取りの問題。問題文の指示に線を引いてから解くこと。

きみがいま「自分はどれだ」と思ったなら、それがもう伸びしろだ。おれはそこから伸びた子を何人も見てきた。

実際の出題パターンで確認(例題4問)

例題1(基本) 水180gに食塩20gを溶かした。この食塩水の質量パーセント濃度は何%か。

溶液=180+20=200g 20 ÷ 200 × 100 = 10%

例題2(逆算・溶質を出す) 質量パーセント濃度8%の食塩水250gに溶けている食塩は何gか。

250 × 8 ÷ 100 = 20g(水は250−20=230g)

例題3(逆算・溶媒を出す) 質量パーセント濃度15%の砂糖水をつくるとき、砂糖30gに対して水は何g必要か。

溶液=30 ÷ 0.15 = 200g 水=200−30=170g

例題4(うすめる) 10%の食塩水100gに水100gを加えると、質量パーセント濃度は何%になるか。

食塩の量は変わらないので10g。溶液は100+100=200g 10 ÷ 200 × 100 = 5%

例題4がこの単元の山場。水を加えても溶質は増えない。この一文を覚えているかどうかで、後半の応用問題の取れ方が変わる。よし、ここまで来たらもう7割は取れる。

よくある質問(FAQ)

Q. 質量パーセント濃度の求め方で、分母は水と食塩水のどちらですか?

A. 食塩水(溶液)です。溶質の質量を、溶質+溶媒を足した溶液の質量で割ります。「水で割る」と覚えてしまうのが、この単元で最も多い失点原因です。

Q. 溶けきらずに底に残った分はどう扱いますか?

A. 溶けきれずに残った固体は溶質に入れません。濃度は「溶けている量」で考えるので、溶け残りを除いた質量で計算します。溶解度の表とセットで出題されやすいところです。

Q. 100gの水に25gの食塩を入れたら25%ですか?

A. 20%です。溶液は100+25=125gなので、25 ÷ 125 × 100 = 20%。数字がきれいな問題ほど、この引っかけが仕込まれています。

まとめ:今日からやることはこの3つ

  1. 質量パーセント濃度の求め方「溶質 ÷ 溶液 × 100」を声に出して3回言う
  2. 問題を読んだら、式より先に「溶液=◯g」と余白に書く
  3. 例題1〜4を、答えを見ないでもう一度解き直す

この3つだけ。今日15分で終わる量にしてあるから、今日のうちにやってしまうのがいい。理科は「型を持っている人」から順に点が上がる教科だ。

ゆめのばでは、こういう単元ごとの「型」を動画とテキストでまとめて用意している。家で自分のペースで進めたい人は、無料で登録して中身を見てみてほしい。塾に通うかどうか迷っている段階の人は、保護者向けにまとめた中学生が無料で使えるオンライン塾・学習サービスの比較も読んでみてくれ。

きみは今日、この単元の分母を手に入れた。それは小さいようで、テストの点数を動かす分かれ道だ。

よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!

ゆめのばを始めてみませんか?

全学年・5科目の授業動画と問題PDFが無料で見放題。会員登録(無料)してすぐ視聴できます。

関連記事