水上置換法とは?集められる気体一覧と利点・注意点【中1理科】
ほしてぃー ・

よっしゃー!今日のテーマは「水上置換法」だ。結論から言う。水上置換法とは、水に溶けにくい気体を水と入れかえて集める方法で、代表は酸素・水素・窒素。気体の集め方で最初に考えるのが、この水上置換法だ。空気が混ざらないきれいな集め方だから、「水に溶けにくいなら水上置換法」がテストの鉄板ルールになる。
水上置換法とは?まず3行で結論
水上置換法とは、水を満たした集気びんや試験管を水そうの中で逆さに立て、そこへ気体を送りこみ、水を押し出しながら気体をためる方法のことだ。
- 使える気体:水に溶けにくい気体
- 利点:空気が混ざらない/集まった量が目で見える
- 使えない気体:水に溶けやすい気体(アンモニア・塩化水素など)
水に溶けやすい気体を水上置換法で集めようとすると、気体が水に溶けてしまって集まらない。だから「水に溶けにくい」ことが、この方法を使うための条件だ。
水上置換法で集める気体一覧
中学理科で水上置換法を使う主な気体はこれだ。
- 酸素:水に溶けにくい。二酸化マンガンにうすい過酸化水素水(オキシドール)を加えて発生させる。火のついた線香を入れると激しく燃える。
- 水素:水に溶けにくい。亜鉛や鉄にうすい塩酸を加えて発生させる。火を近づけると音を立てて燃え、水ができる。
- 窒素:水に溶けにくい。空気の約78%をしめる気体だ。
- 二酸化炭素:水に少し溶けるが、溶ける量が少ないので水上置換法でも集められる(下方置換法も可)。
テストでよく出る「酸素のように水に溶けにくい気体を集めるのに適した方法はどれ?」という問題の答えは、水上置換法だ。
水上置換法の利点と、実験での注意点
利点1:空気が混ざらない純粋な気体が集まる 容器の中はもともと水で満たされているので、空気が入りこむすき間がない。上方置換法・下方置換法は容器に最初からある空気が混ざりやすいから、ここが最大の違いだ。
利点2:どれだけ集まったか目で見える 水が押し出されて水面が下がっていくので、集まった量がひと目でわかる。
注意点1:最初に出てくる気体は捨てる はじめの気体には、試験管やガラス管の中にあった空気が混ざっている。だから最初の試験管1本分ほどは使わずに捨てる。記述問題の定番だ。
注意点2:加熱する実験では、先にガラス管を水から出す 先に火を消すと、加熱していた試験管の中の気体が冷えて縮み、水そうの水が逆流して試験管が割れるおそれがある。「ガラス管を水から出す → 火を消す」の順番だ。
おれは授業で、この2つの注意点を「最初は捨てる・抜いてから消す」の合言葉で覚えてもらっている。
つまずく定番パターンと抜け方
パターン1:酸素を下方置換法と答えてしまう 酸素は空気より少し重いが、水に溶けにくいので水上置換法。判断は「溶けやすさ」が先、重さは後だ。
パターン2:二酸化炭素はどっちか迷う 水上置換法でも下方置換法でも集められる。水上置換法を使ってよい理由を聞かれたら「水に少ししか溶けないから」と書こう。
パターン3:アンモニアを水上置換法にしてしまう アンモニアは水に非常に溶けやすいので水上置換法は使えない。空気より軽いので上方置換法だ。
よくある質問(FAQ)
Q. 水上置換法で集められる気体は?
A. 水に溶けにくい気体だ。中学では酸素・水素・窒素が代表で、二酸化炭素も溶ける量が少ないので集められる。
Q. 水上置換法の利点は何ですか?
A. 空気が混ざらない純粋な気体を集められること、そして集まった気体の量が目で見えることの2つだ。
Q. 最初に出てきた気体を捨てるのはなぜ?
A. 装置の中にもともとあった空気が混ざっているからだ。純粋な気体を集めるために、はじめの分は使わない。
まとめ:今日からやることはこの3つ
- 「水に溶けにくい → 水上置換法」を最初の判断にする。
- 水上置換法の気体=酸素・水素・窒素(+二酸化炭素)と即答できるようにする。
- 注意点「最初の気体は捨てる」「ガラス管を抜いてから火を消す」を理由つきで書けるようにする。
自分は、気体の集め方は暗記ではなく「分かれ道の練習」だと思っている。3つの集め方の全体像は気体の性質と集め方まとめ、水に溶けやすく重い気体は下方置換法とは?、軽い気体は上方置換法とは?で確認しよう。
ゆめのばは、中学生が無料で使えるオンライン塾だ。まずは無料で登録して、自分のペースで理科を得点源にしていこう。
よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!
