中2理科・消化と吸収|消化酵素の覚え方
ほしてぃー ・

よっしゃー!今日は中2理科の消化と吸収、なかでも消化酵素の覚え方を一気に片づけるぞ。結論から言う。中2理科 消化と吸収でテストの点になるのは「どの消化液が、どの養分に、どの酵素ではたらくか」の対応表だけだ。ここを1枚の表にして覚えれば、消化酵素の問題はほぼ全部取れる。おれは17年間ずっと同じ順番で教えてきた。今日はその型をそのまま渡す。
消化と吸収とは?まず3行で結論
消化とは、食べ物にふくまれる養分を、体に吸収できる小さな物質に分解するはたらきのことだ。吸収とは、分解された養分を小腸の壁から体の中に取り込むはたらきのこと。この2つがセットで出題される。
覚える中身は、実はたった3ライン。
デンプン → ブドウ糖。タンパク質 → アミノ酸。脂肪 → 脂肪酸とモノグリセリド。
この「入口と出口」を先に頭に入れる。そのあとで、途中ではたらく消化酵素の名前を乗せていく。順番が逆だと必ず混乱する。自分は最初に酵素名から覚えて大失敗した経験があるから、ここは強く言っておく。
中2理科 消化と吸収で点を取る3つのコツ
コツ1|消化液と酵素を「セット」で覚える
バラバラに暗記するな。消化液という箱と、その中に入っている酵素をペアで持つ。
だ液には、アミラーゼ。胃液には、ペプシン。すい液には、アミラーゼ・トリプシン・リパーゼの3つ。小腸の壁の消化酵素が、最後の仕上げ。
胆汁だけは別あつかい。胆汁は肝臓でつくられ、胆のうにたくわえられる液で、消化酵素をふくまない。脂肪を細かい粒にして、リパーゼがはたらきやすくするのが役目だ。ここは定期テストの定番。「胆汁にふくまれる消化酵素を答えよ」という引っかけが来たら、「ふくまれない」と書けば勝ちだ。
コツ2|たて軸を「養分」にした表で書き出す
ノートに3行の表をつくる。左に養分、右にはたらく消化液を順番に並べるだけ。
デンプンは、だ液 → すい液 → 小腸の壁。タンパク質は、胃液 → すい液 → 小腸の壁。脂肪は、すい液(+胆汁の助け)。
見て気づくはず。すい液は3つ全部に登場する。だから「すい液は万能選手」と覚えておけば、迷ったときの保険になる。おれはこれを授業で「すい液は全員参加」と言っている。
コツ3|吸収の行き先を2ルートで分ける
分解された養分は、小腸の内側にある柔毛(じゅうもう)から吸収される。ここで行き先が2つに分かれる。
ブドウ糖とアミノ酸は、柔毛の中の毛細血管へ。そのあと血液で肝臓へ運ばれる。脂肪酸とモノグリセリドは、柔毛で再び脂肪になってからリンパ管へ。
「糖とアミノ酸は血管、脂肪はリンパ管」。この一文を声に出して3回。テストで一番よく問われる区別がこれだ。
つまずく定番パターンと抜け方
つまずき1、酵素名の混同。ペプシンとトリプシンが入れかわる子が本当に多い。抜け方はシンプルで、「ペプシンのペ=胃の一発目」と結びつける。トリプシンはすい液側、と場所で覚える。
つまずき2、柔毛の意味を答えられない。柔毛があるおかげで小腸の表面積が非常に大きくなり、養分を効率よく吸収できる。記述問題ではこの「表面積が大きくなる」という言葉が採点のポイント。ここを外すと部分点も厳しい。
つまずき3、消化酵素の性質を聞かれて止まる。消化酵素は体温くらいの温度でよくはたらき、それぞれ決まった養分にしかはたらかない。この2点を書ければ十分だ。
つまずき4、実験問題で条件を読み飛ばす。だ液のはたらきを調べる実験では、必ず「だ液を入れた試験管」と「水を入れた試験管」を比べる。これは1つの条件だけを変える対照実験。理科の実験問題は全単元で同じ考え方だから、中2理科・化学反応式の作り方 で式の手順を固めるときにも同じ目線が使える。
実際の出題パターンで確認(例題)
例題1。だ液を加えた試験管Aと、水を加えた試験管Bを40℃で10分あたためた。両方にヨウ素液を加えたところ、Bだけが青紫色になった。この結果からわかることを書け。
答え。だ液のはたらきでデンプンが分解され、なくなったこと。ヨウ素液はデンプンがあると青紫色になる。Bは変化ありなのでデンプンが残っている、Aは変化なしなのでデンプンが分解された、という読み方だ。
例題2。ベネジクト液を加えて加熱すると、赤かっ色の沈殿ができた。この試験管に何ができたと考えられるか。
答え。麦芽糖などの糖。ベネジクト液は糖の検出に使い、加熱が必要な点も落としやすいポイント。
例題3。脂肪が分解されてできる物質を2つ答えよ。
答え。脂肪酸とモノグリセリド。この2語はセットで書けるようにしておく。
例題4。40℃という温度で実験する理由を書け。
答え。消化酵素は体温に近い温度でよくはたらくから。
ここまで解けたら、この単元の8割は自分のものだ。残りは表の反復だけ。テスト前は中2理科・湿度の求め方 のように計算が必要な単元に時間を回したほうが効率がいい。
よくある質問(FAQ)
Q. 消化酵素は結局いくつ覚えればいい?
A. 中学で名前を問われるのは、アミラーゼ・ペプシン・トリプシン・リパーゼの4つだ。この4つと、それぞれがふくまれる消化液をセットで書ければ、教科書レベルは十分に対応できる。
Q. 胆汁は消化液なのに酵素がないの?
A. その通り。胆汁は消化液に分類されるが、消化酵素はふくまない。脂肪を細かい粒にして、リパーゼが分解しやすい状態にするのがはたらきだ。テストの引っかけ第1位なので、ここだけは強く印象づけておこう。
Q. 覚えるのに何日かかる?
A. 表を書き写して声に出す方法なら、1日10分を3日でだいたい定着する。おれが見てきた中学生は、3日目で「もう見なくても言える」となる子が多かった。手を動かす回数がすべて。
まとめ:今日からやることはこの3つ
1つ目、養分3つの「入口と出口」を紙に書く。デンプン→ブドウ糖、タンパク質→アミノ酸、脂肪→脂肪酸とモノグリセリド。
2つ目、消化液と酵素のペアを表にする。だ液=アミラーゼ、胃液=ペプシン、すい液=アミラーゼ・トリプシン・リパーゼ、胆汁=酵素なし。
3つ目、吸収の2ルートを声に出す。糖とアミノ酸は毛細血管、脂肪はリンパ管。
この3つだけ。今日10分でいい。理科の他の単元も同じやり方で崩していけるから、勉強のやり方から整えたい人は中学生が無料で使えるオンライン塾・学習サービスの比較 も読んでみてほしい。ゆめのばの動画授業はこちらから無料で登録して、今日の消化と吸収の続きをそのまま進められる。
よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!


