中3理科・遺伝|メンデルと分離の法則
ほしてぃー ・

よっしゃー!今日は中3理科の遺伝、メンデルと分離の法則を一気に片づけるぞ。結論から言うと、中3理科の遺伝で点を取る鍵は「分離の法則を言葉ではなく作業手順として覚える」ことだ。おれは今まで何百人と中学生を見てきたけど、遺伝でつまずく子はほぼ全員、言葉の暗記だけで止まっている。
逆に言えば、遺伝子の組み合わせを表に書く手順さえ体に入れば、この単元はテストで一番の得点源。暗記量が少なくて、パターンが決まっているからだ。今日はその手順を全部見せる。
遺伝とは?まず3行で結論
遺伝とは、親の形質が子や孫に伝わる現象のことだ。形質を決めているのは細胞の核の中にある染色体で、その中の遺伝子(本体はDNA)が情報を持っている。
覚えることは3つだけ。
- 対になっている遺伝子は、減数分裂のときに分かれて別々の生殖細胞に入る(分離の法則)
- 対立形質のうち、子に現れる方が顕性形質、現れない方が潜性形質
- 受精で遺伝子はまた対になる
中3理科の遺伝はこの3行が全て。難しく見えるのは、用語が多いだけだ。安心してくれ。
メンデルの実験を30秒で理解する
メンデルはエンドウを使って実験した。エンドウを選んだ理由は、丸としわ、背が高いと低いのように対立形質がはっきりしていて、自家受粉するから代を重ねやすいから。ここ、記述問題で狙われる。
純系の丸(AA)と純系のしわ(aa)をかけ合わせると、子は全部Aaになり、見た目は全部丸。この「子に現れた方」が顕性形質だ。
さらに子(Aa)同士をかけ合わせると、孫は丸としわが約3対1で出てくる。この3対1こそメンデルが見つけた規則。数字そのものを覚えるんじゃなく、次の表で毎回作れるようにするのが正解だ。
分離の法則で点を取る3つのコツ
おれが授業でいつも言っているのはこの3つ。
コツ1:かならず2×2の表を書く
Aa×Aaなら、上にAとa、横にAとa。中に埋まるのはAA、Aa、Aa、aa。比は1対2対1。見た目は丸3、しわ1で3対1。表を書けば暗算ミスがゼロになる。
コツ2:聞かれているのが「遺伝子の組み合わせ」か「見た目」かを線を引いて確認する
遺伝子の組み合わせなら1対2対1、形質(見た目)なら3対1。ここを取り違える生徒が本当に多い。問題文の該当箇所に線を引くだけで防げる。
コツ3:割合を個数に直す練習をしておく
「孫が800個できたとき、しわは何個か」なら、しわは全体の4分の1だから200個。3対1を分数に直す一手間。ここまでやって初めて実戦レベル。
つまずく定番パターンと抜け方
パターン1:顕性・潜性を「強い・弱い」で覚えている
顕性は現れやすいという意味であって、優れているわけじゃない。潜性の遺伝子も消えずに残る。ここを誤解すると、孫でしわが復活する理由が説明できなくなる。
パターン2:減数分裂の意味があいまい
減数分裂は生殖細胞をつくる分裂で、染色体の数がもとの半分になる。半分になるから、受精して元の数に戻る。この往復がイメージできれば分離の法則は当たり前の話。
パターン3:無性生殖と混同する
無性生殖(栄養生殖など)では受精しないので、子は親と同じ遺伝子を持つ。形質も親と同じ。有性生殖との違いを一行で書けるようにしておこう。
自分はこの3つを直すだけで、定期テストの遺伝分野が満点になった子を何人も見ている。伸びしろしかない単元。
実際の出題パターンで確認(例題)
例題1 丸い種子の純系(AA)としわの種子の純系(aa)をかけ合わせた。子の遺伝子の組み合わせと形質を答えよ。
答え:組み合わせはすべてAa、形質はすべて丸。
例題2 例題1の子同士をかけ合わせたとき、孫に現れる形質の比を答えよ。
答え:丸としわが3対1。表を書くとAA1、Aa2、aa1。
例題3 丸い種子をつけた個体Xの遺伝子の組み合わせを調べたい。どんな交配をすればよいか。
答え:しわの個体(aa)とかけ合わせる。子が全部丸ならXはAA、丸としわが1対1ならXはAa。これがいわゆる検定交雑。上位校で出るタイプ。
計算が絡む問題は数学の比の考え方と地続きだ。比が不安なら中3数学・三平方の定理より先に、割合の復習を優先しよう。
よくある質問(FAQ)
Q. 顕性形質と優性形質は違うもの?
A. 同じものだ。近年は誤解を避けるため顕性・潜性という言い方が使われている。教科書やテストの表記に合わせて答えれば問題ない。
Q. 分離の法則はいつ起きるの?
A. 減数分裂のときだ。対になっている遺伝子が分かれて、別々の生殖細胞に入る。受精でまた対になる。
Q. 遺伝の計算問題はどこまで練習すればいい?
A. 2×2の表を10問連続で正解できれば十分。あとは割合を個数に直す問題を5問。合計15問で仕上がる。理科の他の計算単元、たとえば中3理科・イオンと電離や中2理科・消化と吸収と同じで、型の反復が最短ルート。
まとめ:今日からやることはこの3つ
- 分離の法則を自分の言葉で一行で書く
- Aa×Aaの2×2の表を、何も見ずに3回書く
- 3対1を個数に直す問題を5問解く
これだけで遺伝は得点源に変わる。所要時間は30分。今日のうちにやってしまおう。
勉強のやり方から一緒に組み立てたいなら、ゆめのばの無料登録から動画授業を試してみてくれ。塾選びで迷っている保護者の方は中学生のオンライン塾を無料で始める方法もあわせてどうぞ。
よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!


