中3理科・仕事と仕事率|力学的エネルギー保存
ほしてぃー ・

よっしゃー!おれは先に結論を言う。中3理科の仕事と仕事率は、覚える公式がたった2つ。そこに力学的エネルギー保存を足すだけで、定期テストの得点源に変わる単元だ。
ここでつまずく人の多くは、理解力が足りないわけじゃない。単位のNとm、JとWが頭の中でごちゃ混ぜになっているだけ。今日で整理してしまおう。
中3理科の仕事とは?まず3行で結論
仕事とは、物体に力を加えて、その力の向きに物体を動かしたときのはたらきの大きさのことだ。単位はJ(ジュール)。
- 仕事〔J〕= 力の大きさ〔N〕 × 力の向きに動いた距離〔m〕
- 仕事率〔W〕= 仕事〔J〕 ÷ かかった時間〔s〕
この2行が土台。ここから先は全部この応用だ。
大事なのは「力の向きに動いた距離」という条件。カバンを持ったまま水平にまっすぐ歩いても、理科でいう仕事は0J。持ち上げる力は上向き、動いた向きは横向きで、向きが垂直だからだ。感覚とズレるポイント。だからテストに出る。
中3理科 仕事と仕事率で点を取る3つのコツ
コツ1:質量〔g〕を重力の大きさ〔N〕に直してから計算する
中学理科では、質量100gの物体にはたらく重力の大きさを約1Nとして扱う。2kgなら2000gで20N。ここを飛ばして数字をそのまま公式に入れると答えが合わない。まず単位変換。
コツ2:仕事率のWを「1秒あたりの仕事」と読み替える
30Jの仕事を5秒で終わらせれば、30 ÷ 5 = 6W。10秒かかれば3W。同じ仕事でも、速く終えたほうが仕事率は大きくなる。W=1秒あたりのJ、と口で言えるようにしておく。
コツ3:仕事の原理を先に頭へ入れる
動滑車や斜面、てこなどの道具を使うと、必要な力は小さくなる。ただし動かす距離が長くなるぶん、仕事の大きさは変わらない。これが仕事の原理。おれは授業でここを「ラクはできるが、トクはしない」と伝えている。
仕事と仕事率でつまずく定番パターンと抜け方
パターン1:斜面の問題で距離を取り違える
斜面に沿って引き上げる問題で、仕事の計算に使う距離は斜面に沿った長さ。一方、位置エネルギーを考えるときに使うのは垂直方向の高さ。図に2種類の長さを書き込んで区別する。
パターン2:JとWの取り違え
問題文の最後が「何Jか」なら仕事、「何Wか」なら仕事率。時間〔s〕が問題文に出てきたら、仕事率を聞かれているサイン。
パターン3:エネルギーの移り変わりを言葉で説明できない
記述問題で差がつくところ。振り子が下がるとき、位置エネルギーが減って運動エネルギーが増える。上がるときはその逆。摩擦や空気の抵抗を考えない条件なら、その合計である力学的エネルギーは一定に保たれる。これが力学的エネルギー保存の法則。
力学的エネルギー保存を図でイメージする
位置エネルギーは、物体の高さが高いほど、質量が大きいほど大きい。運動エネルギーは、速さが大きいほど、質量が大きいほど大きい。
ジェットコースターを思い浮かべてほしい。一番高い位置で位置エネルギーは最大、運動エネルギーはほぼ0。落ちきった最下点で位置エネルギーは最小、運動エネルギーは最大。それでも合計は変わらない。
グラフ問題のコツはひとつ。位置エネルギーの線と運動エネルギーの線を足すと、常に同じ高さの横一直線になる。この見方を持っていれば、空欄補充は数秒で終わる。
実際の出題パターンで確認(例題)
例題1 質量2kgの荷物を、床から1.5mの高さまでまっすぐ持ち上げた。このときの仕事は何Jか。また、5秒かかったときの仕事率は何Wか。
考え方。2kgは2000gだから、はたらく重力の大きさは20N。仕事は 20 × 1.5 = 30J。仕事率は 30 ÷ 5 = 6W。
例題2 同じ荷物を動滑車で同じ高さまで持ち上げた。引く力が10Nになったとき、ひもを引く長さは何mか。
考え方。仕事の原理より、仕事は30Jのまま。30 ÷ 10 = 3m。力が半分になった代わりに、距離は2倍。数字がきれいに入れ替わる。
自分はこの2問を何も見ずに解けるかどうかで、テストの仕上がりを判断している。解けたら次の単元へ。詰まったら公式2つに戻る。
よくある質問(FAQ)
Q. 仕事が0Jになるのはどんなときですか?
A. 力を加えても物体が動かないとき、または力の向きと動いた向きが垂直のときだ。荷物を持って水平に歩く場面、動かない壁を押し続ける場面がその例になる。
Q. N、J、Wの関係が分かりません。
A. 1Nの力で1m動かす仕事が1J。その1Jを1秒でやり切ったときの仕事率が1W。N→J→Wの順に積み上げて覚えると混ざらない。
Q. 力学的エネルギー保存の法則は、いつでも成り立ちますか?
A. 摩擦や空気の抵抗がない条件のときに成り立つ。実際には熱や音にエネルギーが移るため、振り子や台車の運動はやがて止まる。テストでは「摩擦や空気の抵抗は考えないものとする」という一文があるかを確認する。
まとめ:今日からやることはこの3つ
- 仕事〔J〕=力〔N〕×距離〔m〕、仕事率〔W〕=仕事〔J〕÷時間〔s〕を声に出して10回言う
- 質量100g=約1Nの変換を、問題を見た瞬間に手で書き出す
- 上の例題2問を、何も見ずに解き直す
計算のスピードが足りないと感じたら、数学側の土台から戻るのが近道。中3数学・三平方の定理|入試で点が取れる典型問題で計算の型を確認しておくと、理科の計算問題も安定する。単位Wは電力でも使うから、中2理科・オームの法則|直列・並列の計算パターンとセットで整理すると強い。
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よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!


