中学生の子どもが勉強しない時の親の関わり方|現場17年の塾講師が答える
ほしてぃー ・

よっしゃー!いくぜ!中学生のお子さんが勉強しなくて、つい言ってしまう「勉強しなさい」。その一言を言うたびに、お互いきつくなる。分かります。本当に多い相談です。
結論から言います。中学生に「勉強しなさい」と100回言っても、ほぼ動きません。動かすのは言葉じゃなくて、お子さんの中に「自分で動きたい」という小さなスイッチが入る瞬間です。今日はそのスイッチの入れ方を、現場17年の塾講師として正直に書きます。
こういう悩み、本当にめちゃくちゃ多いです
おれが17年、中学生を見てきて、保護者面談で一番多いのがこの相談です。「家でスマホばっかりで、机に向かわない」「言えば言うほど反発する」「もう何を言ったらいいか分からない」。
文部科学省の令和5年度の調査では、不登校の小中学生は過去最多の346,482人。中学生だけで見ると、約15人に1人が不登校状態です。学校に行けているお子さんでも、勉強への意欲が落ちているご家庭はその何倍もあります。「うちだけ」じゃないです。同じ悩みを抱えているご家庭、ガチで多い。
ここを乗り越えると、ほんとに視界が変わる。
「勉強しない」の本当の理由
責めるつもりは一切ないので、まず読んでください。中学生が勉強しないのには、ちゃんと理由があります。
一つ目。思春期で頭が反抗モードに固定されている。親に言われたことをそのまま受け取れない時期。これは脳の発達の問題で、性格の悪さじゃない。
二つ目。最初の単元でつまずいて、戻り方が分からない。中1の正負の数、中2の連立方程式、中3の因数分解。一度ここで詰まると、教科書を開くこと自体が苦痛になります。
三つ目。「やってもムダ」という学習性無力感。テストで結果が出ない経験が重なると、開く前に心が折れている状態。
おれが見てきた感覚で言うと、勉強しない子の8割は二つ目か三つ目です。怠けているんじゃない。やり方が分からないだけ。ここ、めちゃくちゃ大事だから、もう一回読んでください。
ほしてぃーが17年見てきた、同じ場所から戻ってきた家庭の話
ある中2の男の子の話。家ではスマホばかり、お母さんとの会話はほぼゼロ。お母さんが面談で泣きそうになりながら「もう諦めかけてます」と言った日のことを、自分はずっと覚えています。
おれが提案したのはたった一つ。「お母さん、勉強の話はもうしないでください。代わりに、リビングで5分だけ一緒の時間を作ってください」。お母さんも何か本を読む、子どもはスマホでもいい、ただ同じ空間にいる時間を5分作る。それだけ。
3週間後、その子は自分から「数学のここ、分からない」と言ってきたそうです。きっかけは、お母さんが家計簿をつけていたのを見て「それ、計算合ってる?」と話しかけたこと。会話の入り口が「勉強しなさい」じゃなく、生活の中の数字だった。
もう一つの例。中3の女の子。お父さんがガミガミ言うのをやめて、毎晩夕食のあとに10分だけ「今日あったこと」を聞く時間を作っただけで、夏休み明けに自分から塾の体験に来ました。お父さんは「何もしてないんですけど」と言っていましたが、何もしないことが一番難しい。それをやり切ったご家庭が、戻っています。
戻ってきたご家庭には、はっきり共通点があります。親が先に、責めるのをやめている。お子さんを動かす前に、自分の言葉を一度止めた家庭が、結果として動いていく。順番が逆なんです。
今日からお子さんにかけられる3つの言葉
明日から使える、現場で結果が出ている言葉を3つ渡します。
一つ目。「最近どう?」。勉強の話を一切入れずに、毎日1回だけ聞く。返事は「別に」でいい。続けることが効きます。
二つ目。「お母さん(お父さん)も今日これ頑張ったよ」。親の小さな頑張りを共有する。資格の勉強でも、仕事の調整でもいい。「学ぶ姿を見せる」がガチで効きます。
三つ目。「どこでつまずいてるか、教えてくれる?」。指示じゃなく、教えてもらうスタンス。中学生は「教える側」になった瞬間、目つきが変わります。
この3つだけで、3週間で空気が変わったご家庭をたくさん見てきました。
まとめ:今日からやることはこの3つ
- 「勉強しなさい」を今日から封印する
- リビングで5分、同じ空間にいる時間を作る
- 「最近どう?」を毎日1回、勉強の話抜きで聞く
お子さんは、ちゃんと戻ります。戻ってきた家庭を、おれは17年で何百と見てきました。同じ悩みを抱えているご家庭、本当にめちゃくちゃ多いです。一人で抱え込まないでください。
ゆめのばは、戻ってこられる場所として開いています。いつでも声をかけてください。
よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!
