中学国語・敬語の使い分け|尊敬語・謙譲語・丁寧語は「誰の動作か」で決まる
ほしてぃー ・

よっしゃー!!ほしてぃーだ!今日のテーマは「中学国語 敬語 使い分け」。結論から言うぞ。敬語は、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類を「その動作をするのは誰か」で見分ければ、定期テストの敬語問題はほぼ取れる。おれは長年の指導で、敬語で失点する生徒をたくさん見てきたが、つまずきの原因はたった1つ。「誰の動作か」を見ていないことだ。ここを直せば、敬語は一気に得点源。
敬語の使い分けとは?まず3行で結論
敬語の使い分けとは、相手や話題の人物への敬意を、尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれで表すかを、動作の主体(誰がするか)によって選び分けることだ。
3行で言い切る。
- 尊敬語:相手(目上の人)の動作を高める言い方。「いらっしゃる」「召し上がる」「おっしゃる」
- 謙譲語:自分の側の動作をへりくだって、相手を高める言い方。「伺う」「いただく」「申し上げる」
- 丁寧語:聞き手に対して丁寧に言う言い方。「です」「ます」「ございます」
つまり、「その動作をするのは誰か」を見れば、敬語の種類は決まる。相手がするなら尊敬語、自分がするなら謙譲語。これだけ。自分はこの一言を授業で100回は言っている。それくらい大事な軸。
品詞の見方が不安な人は、中学国語・品詞の見分け方にも目を通しておいてほしい。敬語は動詞と助動詞のかたまりだから、品詞が見えると一気にラクになる。
中学国語の敬語で点を取る3つのコツ
コツ1:「誰がするか」を最初に決める
問題文を読んだら、動作の主体に丸をつける。「先生が話す」なら先生の動作→尊敬語「おっしゃる」。「私が先生に話す」なら自分の動作→謙譲語「申し上げる」。主語を見つける前に語形を考えると、ここでミスが起きる。順番は主語→種類→語形。この順番が鉄則。
コツ2:特別な言い方は「ペアで暗記」
中学で出る特別な敬語は数が限られている。尊敬語と謙譲語をペアにして覚えるのが、おれのおすすめだ。
- 行く・来る:尊敬語「いらっしゃる」/謙譲語「伺う・参る」
- 言う:尊敬語「おっしゃる」/謙譲語「申す・申し上げる」
- 食べる・飲む:尊敬語「召し上がる」/謙譲語「いただく」
- 見る:尊敬語「ご覧になる」/謙譲語「拝見する」
- する:尊敬語「なさる」/謙譲語「いたす」
- いる:尊敬語「いらっしゃる」/謙譲語「おります」
- 聞く:尊敬語「お聞きになる」/謙譲語「伺う・承る」
- 与える・もらう:尊敬語「くださる」/謙譲語「差し上げる・いただく」
この8組で、定期テストの敬語問題の中心はカバーできる。音読して口で覚えるのが早い。
コツ3:特別な言い方がない動詞は「型」で作る
特別な言い方がない動詞は、次の型に当てはめる。
- 尊敬語の型:「お(ご)〜になる」「〜れる・られる」 例:お読みになる、読まれる
- 謙譲語の型:「お(ご)〜する」「お(ご)〜いたす」 例:お持ちする、ご説明いたします
- 丁寧語の型:「〜です」「〜ます」「〜ございます」
型が分かれば、どんな動詞が出ても対応できる。ここが得点の分かれ目。
つまずく定番パターンと抜け方
パターン1:二重敬語
「お読みになられる」は、尊敬語の「お〜になる」と「れる」を重ねた二重敬語。正しくは「お読みになる」か「読まれる」のどちらか1つだ。テストでは「誤りを直せ」の形で出るぞ。
パターン2:自分の側(身内)に尊敬語を使う
「私の母がおっしゃっていました」は誤り。母は自分の側(身内)なので、外の人に話すときは謙譲語「申しておりました」にする。身内の動作は高めない。ここは入試でも狙われる定番。
パターン3:相手に謙譲語を使う
「先生が伺います」は誤り。伺うは謙譲語だから、先生の動作には使えない。正しくは「先生がいらっしゃいます」。「行く」の主体が誰かを見れば一発で分かる。
抜け方は一つ。まず主語に印。次に、その人を高めるのか、自分がへりくだるのか決める。最後に語形。自分はこれを「主語→方向→語形」と呼んで、生徒に毎回口に出して言わせている。
実際の出題パターンで確認(例題)
例題1:次の文の下線部を、正しい敬語に直しなさい。 「校長先生が、来週の集会で話をする。」 → 話すのは校長先生(相手側)→尊敬語→「お話しになる」または「話される」。
例題2:次の下線部の敬語の種類を答えなさい。 「私は、先生の作品を拝見しました。」 → 拝見するのは私(自分の側)→謙譲語。
例題3:敬語の誤りを直しなさい。 「お客様が、お茶をいただきました。」 → 飲むのはお客様(相手)→「いただく」は謙譲語なので誤り→「召し上がりました」。
例題4:「明日、先生の家に行きます。」を、謙譲語を使った文に直しなさい。 → 「明日、先生のお宅に伺います。」(「家」→「お宅」、「行く」→「伺う」)
四択で迷ったときも、消去法の軸は「主語」だ。「先生が」なら謙譲語の選択肢を消せる。「私が」なら尊敬語を消せる。答えが半分に絞れる。おれはこの消去法だけで正答率が上がった生徒を何人も見てきた。
よくある質問(FAQ)
Q. 中学国語の敬語の使い分けは、何から覚えればいいですか? A. 特別な言い方8組(行く・言う・食べる・見る・する・いる・聞く・もらう)を、尊敬語と謙譲語のペアで暗記するのが最短だ。定期テストでも入試でも、ここが出題の中心になる。
Q. 丁寧語と尊敬語の違いが分かりません。 A. 丁寧語は「聞き手に対して」丁寧に言うもので、「です・ます」を付けるだけ。尊敬語は「動作をする人」を高めるもので、動詞の形そのものが変わる。「先生が来ます」は丁寧語だけ、「先生がいらっしゃいます」は尊敬語+丁寧語だ。
Q. 「お〜する」と「お〜になる」が混ざります。 A. 「お〜になる」は相手の動作に使う尊敬語、「お〜する」は自分の動作に使う謙譲語。「お読みになる」は相手、「お持ちする」は自分。「なる=相手」「する=自分」と覚えると迷わない。
まとめ:今日からやることはこの3つ
- 特別な敬語8組を、尊敬語・謙譲語のペアで音読して覚える
- 問題を解くときは「主語→方向→語形」の順で、主語に丸をつける習慣をつける
- 二重敬語・身内への尊敬語・相手への謙譲語の3つの誤りパターンを、例文つきで1回ずつ直してみる
敬語は暗記量が少ないのに配点がある、コスパのいい単元。動詞の形が変わることに慣れておくと、活用の学習にもつながる。中学国語・動詞の活用の記事とセットでやると効率がいい。
勉強のやり方そのものから見直したい人、保護者の方には中学生向けオンライン塾を無料で使う方法の記事も読んでほしい。ゆめのばでは、国語の敬語のような「覚えれば取れる単元」を、無料で毎日コツコツ進められる。無料登録はここから → https://yumenoba.co.jp/login
よっしゃー!!今日も熱くいくぞ!!!


